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- 2014.12.06 Saturday
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冬は水の流量が減って枯葉が藻に引っかかっていた。
そして波紋がきらきらと光っていた。
・撮影場所:久留米市田主丸町 益生田(ますおだ)中央病院の南
・撮影日時:2011年1月27日13:53
・投稿者:モルゲンロート
地図はこちら→筑後の景観まるごとマップ
この日はよく晴れ、暖かい日となった。朝からみやま市山川町の山川市民センター周辺では、恒例の平家祭り「九州平家伝説inみやま」が開催されており、会場では多彩なイベントが行われていた。JR瀬高駅からは無料シャトルバスも運行された。朝10時過ぎには、ウォーキング受付には次々と人が集まり、当ウォークツアーの参加者約20人も会場に集合し、約7km、2時間のツアーに出発した。
川沿いを歩くと、まず玉水酒造の酒蔵を見学した。ご主人の案内で酒蔵の中を見学したあと、うららかな陽光の中、川を溯り要川公園まで歩いた。みかんの産地として有名な、みやま市山川町には、「平家伝説」が色濃く残っている。壇ノ浦の戦いで敗れた平家一門は、ここ「要(かなめ)川」で源平最後の合戦に臨んだと言い伝えられている。公園には地元の人がたてた平家を示す赤旗が翻り、そこで一行は地元のガイドの方に、この地で平家方は最後の合戦に敗れ散り散りに落ち延びて行ったことを聞いた。そこから旧薩摩街道を歩き、平家方が指揮所として使った見晴らしの良い「物見塚」、さらに要川の合戦で敗れた平家方が落ち延びた里にある七人の女官が身を投げた「七霊の滝」とその霊をまつる「七霊宮」まで歩いた。ここはうっそうとした杉の林の中で、滝がすぐそばにある。地元の方々が、ぜんざいや地元の農産物、みかんなどをふんだんにふるまい、参加者は手厚いもてなしに感激していた。昼の一時を過ごし、一行はさらに歩き、JA直売所脇にある合戦の敗者を弔った「平家の搭」へ行き、地元ガイドからその由来を詳しく聞いた。そこからゴールの会場はすぐ近くだった。約7kmをのんびり歩き、歴史と景観の新しい発見をしたツアーに参加者はたいへん満足した様子だった。